トムソンテクニック

トムソンテクニックとは?

「トムソンテクニックって、何をしているの?」

そう思われる方も多いと思います。

簡単に言うと、トムソンテクニックは、身体が本来持っている「動き」と「慣性」を利用して、身体を整えていく施術方法です。

🚃 電車が急ブレーキをかけたところを想像してください

電車が走っているとき、突然「キュッ」と急ブレーキがかかったとします。

電車は止まろうとしますが、乗っている人の身体は、それまで進んでいた方向へ動き続けようとします。

だから、身体が前に「グッ」と動きますよね。

これが「慣性」の働きです。

動いているものは、急に止められても、そのまま動き続けようとする。

トムソンテクニックでは、このような身体が持っている自然な動きや慣性を施術に利用します。

「カタン」と動くトムソンベッド

トムソンベッドは、身体を支える部分が分かれていて、施術する場所に合わせてベッドの一部が「カタン」と動きます。

ベッドが動くことで身体にも一瞬の動きが生まれ、その慣性を利用して、施術したい方向へ刺激を加えていきます。

そのため、身体を強くひねったり、無理に押したりするのではなく、

「力で無理やり動かす」のではなく、
「身体が持っている動きを利用する」

というのがトムソンテクニックの特徴です。


🧠 もう一つ大切なのが「身体のクセ」

ここで、少しだけ想像してみてください。

もし、骨が意思を持った生き物だったら?

長い間、姿勢や身体の使い方に偏りがあると、身体はその状態に慣れていきます。

例えば、少し右に偏った状態が続いていたとします。

そこから身体を真っすぐな状態に整えても、

「ん?僕の居場所はこっちじゃないよ」

と言うように、いつもの位置や動きに戻ろうとすることがあります。

そこで、

「違うよ。こっちだよ」

と身体に教えてあげる。

また戻ってしまったら、

「違うよ。こっちだよ」

と、もう一度。

そうやって身体に新しい位置や動きを繰り返し経験してもらいます。

これが、いわば**身体の「再教育」**です。

整えるだけではなく、身体に新しい動きを覚えてもらう

身体は、これまでの生活の中で身につけた姿勢や動き方のクセがあります。

だからこそ、一度整えたら終わりではありません。

身体が「こっちのほうが動きやすい」と感じられる状態を繰り返し経験することで、少しずつ新しい動きに慣れていくことを目指します。

トムソンテクニックでは、

「身体を無理やり変える」のではなく、
「身体が動きやすい方向を教えてあげる」

という考え方を大切にしています。

お身体の状態を確認しながら、一人ひとりに合わせて施術を行います。

※「骨が意思を持つ」「身体が位置を覚える」「再教育する」などの表現は、トムソンテクニックの考え方を分かりやすくお伝えするための比喩です。