「肩を揉んでもらうと楽になるんですけど、またすぐ戻っちゃうんですよね。」
肩こりで来院される方から、よく聞く言葉です。
そのときは楽になる。
でも、数日するとまた肩が重くなる。
また揉んでもらう。
そして、また戻る。
そんなことを繰り返していると、「もう肩こりは仕方ないのかな」と思ってしまいますよね。
もちろん、肩をほぐすことが悪いわけではありません。
ただ、何度ほぐしても肩こりが戻ってしまうなら、肩だけではなく、身体全体を見てみることも大切です。
肩こりなのに、背中を見るの?
肩こりの方を見るとき、私がよく確認するのが「背中の動き」です。
背中には「胸椎(きょうつい)」と呼ばれる部分があります。
ここがうまく動かないと、腕を動かすときに肩が頑張りすぎてしまうことがあります。
例えば、腕を上に伸ばしてみてください。
この動きは肩だけで行っているわけではありません。
背中も一緒に動いています。
ところが、背中が硬くて動きにくくなっていると、肩がその分まで頑張ることになります。
「肩が凝っているから肩を揉む」
だけではなく、
「肩が頑張りすぎなくても動ける身体になっているかな?」
というところを見ることがあります。
巻き肩になっていませんか?
次に見るのが「肩の位置」です。
スマートフォンを見たり、料理をしたり、家事をしたり。
私たちは普段、腕を前に出している時間が意外と長いですよね。
その状態が続くと、肩が前に入りやすくなります。
いわゆる「巻き肩」です。
巻き肩だから必ず肩こりになるわけではありません。
ただ、肩が前に入った状態が続くと、肩周りに負担がかかりやすくなることがあります。
ここで大切なのは、
「巻き肩だから悪い」
と決めつけることではありません。
「どうして肩が前に入りやすくなっているんだろう?」
と考えることです。
実は「手の力み」も関係することがあります
肩こりなのに「手を見るの?」と思うかもしれません。
でも、普段から手に力が入りやすい方は意外といます。
例えば、
- スマートフォンを強く握る
- バッグをいつも同じ手で持つ
- 料理中に包丁を強く握る
- 掃除をするときに手に力が入る
こういったことです。
一つ一つは小さなことですよね。
でも、それを毎日何度も繰り返しています。
試しに今、手をギュッと握ってみてください。
そのまま肩にも力を入れると、肩まで力が入るのが分かると思います。
もちろん、「手に力が入っている=肩こりの原因」というわけではありません。
ただ、無意識の力みが続いている方は、身体をリラックスさせるのが苦手になっていることがあります。
肩こりだから、肩だけを見るわけではありません
背中の動き。
肩の位置。
手や腕の使い方。
一見すると肩こりとは関係なさそうなところも、身体はつながっています。
だから私は、
「肩が凝っていますね」
だけで終わらせたくありません。
「なぜ肩に負担が集まっているんだろう?」
というところまで一緒に考えたいと思っています。
もちろん、肩こりの原因は人によって違います。
姿勢だけが原因とは限りません。
だからこそ、最初から決めつけず、その人の身体の状態を見ることが大切だと考えています。
肩こりを繰り返している方へ
「マッサージを受けると楽になるけど、また戻る」
「肩こりが当たり前になっている」
そんな方は、肩を揉むことだけではなく、普段の姿勢や身体の使い方にも目を向けてみてください。
もしかすると、
「こんなところに力が入っていたんだ」
「背中って意外と動いていないんだ」
という発見があるかもしれません。
すずき整すずき整骨院では、肩だけを見るのではなく、姿勢や身体の動きなども確認しながら施術を行っています。
武蔵藤沢周辺で肩こりや整体についてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。


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